Staff社員インタビュー

贄田 正明

補償
入社した理由、きっかけを教えてください

主に国・地方公共団体が行う「道路、河川、公園等」の公共事業を長年に渡り受注し、測量業、建設コンサルタント、補償コンサルタント、土地家屋調査士業を営む総合建設コンサルタントとして、培った高い技術力と強い組織力で顧客より大きな信頼を得ているからです。また、土地の測量、測量設計、用地測量、物件補償、補償説明、土地の登記までの一連の業務を一社で完結できる企業は少なく、公共事業の一連の業務を経験でき、専門的な知識・技術力を身に付けられ、安定して長く働けると思ったからです。

現在の仕事内容を教えてください

現在私は、公共事業の施行に必要な用地取得に伴う土地調査及び物件等調査算定業務を長年担当しています。
土地調査の作業内容は、法務局等での土地に関する資料の収集や、現地測量、図面や関係資料の作成等です。
物件等調査算定の作業内容は、一般住宅・店舗・工場等の建物施設の現地調査や、山林の用材林調査など様々な物件の調査を行い、関係資料の収集や図面作成を行い、従前の機能が維持できるように移転工法を検討し、補償金額を算定することです。
また、土地の提供や公共事業の内容によって発生する生活関連の影響について、意向調査や生活再建調査を実施します。補償の説明や地方公共団体などとの連絡調整も行います。そのほか、公共工事などによる騒音、振動、水の枯渇、地盤変動、日陰の発生を調査します。因果関係を明らかにして、事業損失として相応の補償金額を算出します。

現在の仕事でやりがいに感じることは何ですか?

道路整備事業が完成後、新しくできた歩道を小学生の子供たちが通学しているところをドライブがてら見学にいくのが楽しみになるようなやりがいのある仕事です。

現在の仕事で、大変だったことや苦労したことは何ですか?

山奥の立木調査は、急傾斜地であり体力的に大変でした。

社員との印象的なエピソードがあれば教えてください

私と後輩で古い建物を調査している時のことです。1階の調査が終わり、2階の部屋を調査しようとしましたが、部屋の中が暗かったため、後輩は「窓を開けますね」と言って窓に向かって歩き出したその時、急に消えてしまいました。古くなっていた床が抜けて1階に落ちてしまったのです。落ちたところには幸いにもダンボールが重なり合っていて怪我はありませんでした。この事を教訓にして、今後このようなことが起きないように、社内会議を行い、会社として安全対策を確立しました。

会社からの補足…「ハンディレーザーなどの測量機器や照明器具などの機材を活用し、目視での安全確認、建物内に立ち入る時間を短縮し、詳細な寸法や材質の把握を効率的に行います。これにより、危険な場所での作業を減らし、従業員の安全を確保しています。」

今後の目標などあれば教えてください

現状に甘んじることなく、仕事を行ううえで必要となる資格を取得し、専門的な知識・技術力を磨き、公共事業起業者の用地取得等をスムーズに行えるようサポートしていきたいと思います。また、今までに培った技術や経験を後輩の指導に活かしていきたいと思います。

学生・求職者の方へのメッセージ

当社は公共事業の用地取得に欠かせない補償コンサルタントとして、高い技術力を以て地域社会の発展に貢献してきました。私たちは常に優れた都市工学の専門家を探し求め、豊かで実りある生活環境の実現を目指して共に発展していくあなたの参加を期待しています。
補償コンサルタント業務は、地域の発展に貢献する責任ある仕事であり、チームワークを重視し、一丸となって業務に取り組むことを大切にしています。
もし当社で新しいもの、未知の世界への挑戦をお考えであればぜひご応募ください。私たちはあなたの知識と技術を活かし、共に成長し、地域社会の発展に貢献していくことを楽しみにしています。