Staff社員インタビュー
鳥越 龍哉
- 測量
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- 入社した理由、きっかけを教えてください
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前職から転職活動をしている中、プライベートで『測量』という言葉に触れる機会があり、当時次に進むべき道を決めかねていた私にとって、このことが『測量』という職種を知った一つのきっかけとなりました。当時、私の中の測量のイメージは、『言われてみれば、道路でカメラみたいな物を覗いている人を見たことがある気はするけど、あれが測量って言うのか~、へぇ~』でした。(今でも知人等に測量の説明をするときは、道端に三脚を立ててカメラみたいな物を覗いているアレ、と説明しています。)
高瀬測量設計株式会社へ入社した理由は、私が求職しているタイミングで中途採用の求人が出ていたこと、自宅から近かったので通いやすいこと、創業が古い会社なので安定しており長く腰を据えて働けると思ったためです。実際、自宅から近く通勤時間が短かったのは、入社後に取得した資格の勉強時間を確保する上で大変有益なものとなりました。
- 現在の仕事内容を教えてください
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測量全般です。基準点測量、現地測量、路線測量、用地測量等、業務は多岐に渡りますが、最近の業務で多くなってきた分野が、三次元点群を使った測量です。三次元点群を取得するには、従来の三脚に据え付ける物、ドローンに搭載してデータの取得を行う物、手に持って歩くだけでデータが取得できる物等、その取得の方法は様々で、状況に応じて機材を使い分ける必要もあります。また、ドローンを操縦することもあるので、国家資格である2等無人航空機操縦士の資格も取得しました。ただ、測量は現場仕事だけでなく、事務所仕事もあります。先述の現場作業で取得してきたデータをパソコンで処理し、お客様が求めている図面等を作成する所までが一連の業務の流れとなります。(もちろん、お客様と打合せもあります。業務の方向性を決めるうえで大変重要なものですので、測量は技術職ではなくサービス業なのかなと、私は思っています。)
- 現在の仕事でやりがいに感じることは何ですか?
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私が担当している業務において、業務の計画をたて、その計画通りに作業を進めていくことにやりがいを感じています。当然、お客様からのご要望に応えられるよう尽力しますが、スケジュール管理をしながら当初の計画通りに進めていくと時間の把握が出来るため、他の業務やプライベートにも時間を割くことが出来るからです。また、測量の仕事自体があまり目立つ様な仕事ではありませんが(道路を作るための地形を測るため森の中に入ったり、災害防除の施設を作るため山の中を歩き回って杭を探したり、出来上がった道路等を管理するための図面を作ったり等、正直言ってかなり地味な仕事だと思います)利用する人々が当たり前に利用できるようになること、また、人々の安全な暮らしの一端を担っているという思いは、仕事をするうえでやりがいを感じる部分です。
- 現在の仕事で、大変だったことや苦労したことは何ですか?
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会社にとって初めての業務、新しい機材の使い方等を先頭に立って覚え形にしていくのは大変で苦労しました。(これからも大変であり苦労していくと思います。)現在の仕事内容のところで述べた、三次元点群の分野の機材等は、私が担当して操作方法の取得や後処理の方法を会社の代表として勉強させていただいたこともあり、色々なプレッシャーを感じながら覚えどうにか形にしていくことが出来ました。新しい機材は基本的に社内にわかる人間がいないので、分からないことは購入先等に聞いて確認するしかありません。そのため、教えてくれるメーカーの方、販売店の方、延いては常日頃から接する全ての人々と丁寧に接するよう常日頃から心がけるようにしています。おかげで機材を使用する事ができるようになり、他の社員へ使い方を伝えることができるようになりました。
- 今後の目標などあれば教えてください
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お客様の求めている事をより正確に理解し、正しい提案ができるように努力していきたいと思っています。お客様と打合せをする中で、明らかにお客様の頭の上に「?」マークが浮かんでいるような時があり、そのたびに自身の力不足を痛感しています。上司や先輩に代わっていただいたことでお客様が納得されることも多々あるので、私自身が最初にお客様を納得させられるよう、知識を習得し、経験を経て、適切な情報発信ができるように精進していきたいと思います。また、業務で活用できる資格が国家資格のみではなく、民間資格等も多数あるので、そちらについても積極的に取得していきたいと考えています。そしていずれは社長や周りの社員から会社にとって替えの利かない社員だと思っていただけるような、そんな社員となれるよう一日一日を大切に過ごしていきたいと思っています。
- 学生・求職者の方へのメッセージ
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正直、測量という仕事は派手でかっこいい仕事とはかけ離れていると思います。しかし、土地に対して何かする時は必ず測量から始まります。また、災害等で人々が困っているときは、陰から生活再建のお手伝い(道路や家の再建に係る測量等)も行います。
私は測量は縁の下の力持ち的なポジションにあると思っています。またどんな仕事にも言える事だと思いますが、仕事の流れを覚えるまでは、測量の仕事も大変です。しかし一度流れをつかんでしまえば、ある程度時間の融通が利くようになり、プライベートも充実させることが出来るようになります。今のところ私は、子供の保育園行事には皆勤賞で出席しています。休暇の取りやすさは当社の魅力のひとつだと思います。ぜひ、当社求人にご応募ください。共に働き切磋琢磨しながら、“公私を充実させる”そんな働き方を一緒にしていきましょう。
